面接に受かるポイント
履歴書にはこれまでその人が働いてきた職業がずらりと並ぶため、「どのような職を経て医療事務を志したのか」ということも雇用側にわかります。
資格を書くスペースももちろんあるため、そこで今まで自分が取得した資格を書き、アピールするのもよいでしょう。
しかし、医療事務を目指して求人に募集している人は、たいていが資格を持っているといっても過言ではないため、資格を書いたところで、受かる人の履歴書とは、資格の欄ではあまり差はつきません。
ではどこで差をつけるのでしょうか。
それは、「趣味・特技の欄」と「志望動機」です。
志望動機は「何故その病院で働きたいと思ったか」ということを記す、雇用側が一番見たいところです。この志望動機をきちんと書ける人は、採用率がぐんと上がります。
志望動機を書くのがうまい人は、病院が社会に果たしている役割、その素晴らしさなどから、体験談を織り交ぜた動機、そしてさらには自分の持ち前の性格のアピールまでを全て志望動機の中に入れてしまいます。
志望動機の文字数はだいたい200文字前後。その中に自分が持ちえる全てのアピールを端的に記すのです。
「この志望動機を書けば必ず受かる」という意味ではないですが、それを踏まえた上で、志望動機の例文を書いてみようと思います。
たとえばこんな感じです。
「病院は地域になくてはならないサービス業は、地域にも、そして社会的にも非常にの大きい業種だと思います。
ですので、病院で働くことは地域貢献や社会貢献の観点から見ても意義のあることだと思っております。
子供のころにかかりつけだった病院では、受付の方やスタッフの人がとても良い対応をしてくれたため、私もいつか病院で働いてよいサービスを提供したいと思っていました。
また、病院に勤務することでスキルを身に付けると共に、私の持つコミュニケーション能力の高さを活かしてやりがいのある仕事ができるのではないかと思い応募させていただきました。」
これには「病院の社会的な意味」と「子供のころの経験」と「自身のコミュニケーション能力のアピール」を織り交ぜてみました。
志望動機の欄という小さなスペースに、複数のテーマを端的にまとめて書くのがうまい。
それが、採用率の上がる履歴書になってきます。
また、おろそかにしがちな欄である「趣味・特技の欄」も重要なアピールポイントとなってきます。
趣味を書く場合は、ただ趣味を書くだけではいけません。
だいたい、無難な趣味として書かれるのは「音楽鑑賞」や「読書」です。しかし、それをただ無難な趣味として終わらせないように、一言添えるのです。
たとえば「音楽鑑賞」であれば、「70年代の洋楽が大好きで、特に○○という歌手が好きなので、CDは全部持っています。」
といった具合に、自分をアピールできる場所にしてしまいます。人柄も見えてきますよね。
これを踏まえた上で言うと、採用率の高い履歴書というのは、どこも無駄にせず、自分をアピールするためにフル活用されている履歴書といえるのです。